一般社団法人 放送人の会

アーカイブ:ラジオ聞き酒の会

話題のラジオ番組を聴いて、語り合う広場として隔月で開催しています。

ラジオ聞き酒の会 第15回
内容: 「荻上チキの香港取材報告~今、香港で何が起きているのか~」
TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』(平日22時~生放送)。
現在世界の注目を集めている香港問題を扱っている放送回を試聴。
番組担当プロデューサ-は生放送があるため、冒頭、挨拶のみの出席。
日時:22019年12月17日(火)18時より
場所:TBSラジオ会議室
参加者:9人
参考:試聴番組はラジオクラウドのサーバにあります。
香港レポート」第一夜(1時間4分)・https://www.tbsradio.jp/405656
(ギャラクシー出品は第一夜を含む「SESSION22」全篇)
第二夜(1時間)も聴取できます・https://radiocloud.jp/archive/ss954
ラジオ聞き酒の会 第14回
内容:「文化放送報道スペシャル 『戦争はあった』」
(2019年8月28日19時~20時・放送)
日時:2019年10月10日(木)18時より
場所:文化放送 会議室(浜松町)
参加者:12人
内容補足米国生まれのアーサー・ビナード(詩人・俳人・随筆家・翻訳家)が、首都圏各地に残る・戦争の記憶を呼び起こす場所を訪ね歩き、それぞれの謎を解き明かすようにレポートして行く。
訪ねた場所は、巣鴨プリズン、成増飛行場、相模原陸軍施設、文化放送川口送信所、陸軍中野学校。
なお、プロデューサ-の鈴木敏夫(編成局報道スポーツセンター部長)と出演のビナードのお二人は、冒頭で挨拶をされました。
⇒⇒詳しい内容は、会報86号23頁をご参照下さい。
ラジオ聞き酒の会 第13回
内容: 放送人グランプリ2018優秀賞受賞
「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)
(月曜日~金曜日 6時30分~8時30分)
日時:2019年7月30日(火)18時より
場所:TBSラジオ 会議室
参加者:10人
内容補足2018年度の「放送人グランプリ」で「優秀賞」を受賞した朝ワイド番組。
首都圏の聴取率調査で17年8か月トップを行くTBSラジオの原動力になっている。30年の長寿番組。ゲストは鯨井プロデューサー。
ラジオ聞き酒の会 第12回
内容: 日本スタンダップコメディ協会主催
「拝啓 スタンダップコメディからあなたへ ~ラジオからの使者~」の鑑賞
日時:2019年6月5日 18時30分~
場所:紀伊國屋ホール
出演:(協会メンバー)清水宏、ぜんじろう、ラサール石井
(ゲスト出演者)吉田照美、上柳昌彦+松本秀夫
参加者:10名
作品補足:  今回は趣向を変え、ラジオパソーナリティが主役の舞台を鑑賞した。この5月、「放送人の会」に入会されたニッポン放送の鳥谷規が、イベント運営の中心人物のお一人で、「ラジオプロジェクトの皆さん10名をご招待したい」との申し出があり、鑑賞することとなった。

公演チラシより・・・・・・『スタンダップコメディ』とは、「たった一人で舞台に立ち、マイク1本で聴衆と向き合い、言葉だけで笑わせる、世界でポピュラーな笑いのかたち」で、「どんな主張も忖度なくタブーなく自由で力強いトークエンタテインメント」です。2016年7月に第1回の旗揚げ公演を行った。
今回のテーマは、「毎日を生きて戦う『あなた』へ。覚悟を持って『笑い』と『言葉』を届けます」。

当日、会場は満員の盛況で、司会を務める清水宏(日本スタンダップコメディ協会会長)が登場し、ハイテンションのトークを始めると会場は一気に盛り上がり、当意即妙のマシンガントークで、観客の笑いは絶えることがありませんでした。
次に登場の上柳昌彦と松本秀夫は漫才形式で、ニッポン放送アナウンサーの先輩後輩として息の合うトークを展開し、アナウンスの失敗談を実際のオンエアーを交えて披露、観客の笑いを誘いました。
次に出演の吉田照美は、最初に、「安倍政権の賛否」を観客に問いかけ、会場の大多数が「否」と回答すると、背後のスクリーンに安倍首相をネタにした痛烈な風刺画を映写し、政権批判のトークを展開し、笑いを誘いました。 続くラサール石井は、少年時代の「塾と受験生活の話」を披露して笑いをとり、トリのぜんじろうは、コメディアンとしての海外での活躍ぶりを、見事な笑い話に展開して大喝采を浴びました。
出演者は全員「忖度しない、タブーのない、自由で力強いトーク」を繰り広げ、観客を笑いの渦に巻き込んで行きました。今、テレビには芸人があふれ、“お笑いブーム”と言われていますが、今回の自由な公演を見てしまうと「テレビ界の笑いは委縮している」との感想を持ちました。
(報告者 田中秋夫)
ラジオ聞き酒の会 第11回
内容:「ラジオ深夜便」(NHK・R1/FM)
(毎日 23時05分~翌5時)
日時:2019年2月5日(火)18時より
場所:パラセリゾーツ渋谷
参加者:8人
ラジオ聞き酒の会 第10回
内容: 平成30年日本民間放送連盟賞ラジオグランプリ受賞作品
『ニッポン放送報道スペシャル「My Dream」』
制作スタッフをお迎えしてお話も伺います
日時:2019年1月15日(火)18時より
場所:ニッポン放送会議室(有楽町)
参加費:試聴会は無料です
懇親会:2次会としての懇親会は参加者の実費負担となります
(会場は近くの居酒屋を予定)
作品補足: 視覚障がい者の就労に焦点をあてた特別番組。
2018年5月27日(日)25時30分~放送。
東日本大震災で、会津若松市で被災した、視覚障がいのある中学1年の女子生徒は、生その後福島市の福島盲学校(現在の福島視覚支援学校)に進み、点字などを学んだ。
大震災から7年後、彼女は東北学院大学の英文科2年生となり、通訳や英語教師を目指して寮生活を送りながら勉学に励んでいる。大学の選択に当たっては大学側と幾度も相談を重ね、大学は彼女の入学に際して、新たに点字ブロックや点字の案内を設置した。
彼女は自分の将来を夢見て、通訳の専門学校を訪ねたり、一般の学校で教壇に立つ視覚障がいの教諭に話を聞くなど、就職のために、どのような能力が必要か積極的に活動している。
番組では、彼女の中学1年から今までを紹介しつつ、大学関係者や仕事を持つ様々な視覚障がい者、彼らを支える人々を丁寧に取材。彼らが社会の中で、どのように道を切り開き、生きてきたかを伝える。
スタッフ:上村貢聖(プロデューサー)、森田耕次(ディレクター)、桜林美佐(構成)、上柳昌彦(ナレーション)
出演:小椋汐里(東北学院大学文学部英文学科2年生)、小椋汐里さんご両親、東北学院大学関係者他

ラジオ聞き酒の会 第9回
内容: 「村上RADIO」 (TOKYO FM制作)
第1回『RUN&SONGS』 ―僕が走っているときに聴いている音楽 by 村上春樹―
日時:2018年10月10日 18時30分~
場所:TOKYO FM 第4スタジオ
出演:延江 浩(TFMエグゼクティブ・プランナー)
作品補足: 2018年8月5日(日)19時00分~19時55分 放送
ラジオ初登場の作家・村上春樹が、自ら選んだ曲をかけながら、音楽への愛と、豊かな知識を中心に走ること、創作について等を語る。あらかじめリスナーから募集した質問を坂本美雨が紹介し、村上が答えるコーナーもある。

詳しい内容は、会報82号の16頁~17頁をご参照下さい。
ラジオ聞き酒の会 第8回
内容: 「ラジオ聞き酒の会」懇談会
日時:2018年7月25日 18時30分~
場所:橙家 新宿東口店
参加者:高田宏、浮田周男、寒河江正、清水誠、永田俊和、田中秋夫 以上6人
内容補足: 「放送人の会」ラジオプロジェクトは会員同士がラジオ界の話題を共有し交流を深める為に2017年の3月9日に第1回「ラジオ聞き酒の会」をスタートさせ、これまでに7回の会合を重ねました。そこで「聞き酒の会」の常連メンバーに集まっていただき、総括を兼ねて懇談会を行いました。
話された内容を要約します。
1)放送人の会はTV関係者の活動が多いが、「聞き酒の会」がラジオプロジェクトの存在感を高めたと思う。この会も徐々に充実してきたと思う。ラジオプロジェクトの30人以上が名を連ねているが、この聞き酒の会にさらに多くの人が参加してもらえるように工夫していきたい。
2)「放送人グランプリ」に、昨年の延江浩さん(東京FM)に続いて、今年は小林克也さんとLFの「オールナイトニッポン50周年」の2つ賞を受賞した。今後もラジオ界から受賞を出していきたい。
3)「人気番組メモリー」でイルカさんやつぼいノリオさんたちを呼んで「オールナイトニッポン70年代」をやったことがあるけど、観客も沢山集まって内容も充実していた。この手のイベントをラジオプロジェクトでもっとやっていきたい。
4)「ラジオ聞き酒の会」は今まで一堂に集まって番組のCDを再生して聴いていたが、番組を聴く為に時間がとられて話す時間が少なくなってしまう。
ラジコのシェア―機能を使えば誰もが発信者になれる。その為にはラジオプロジェクトのメンバーにはフェイスブックに登録してもらう必要がある。
さらに、その番組を聴いたメンバー同士が感想や意見をホームページ上に自由に書き込めるようにしたい。
懇談会はその後、参加者が「ラジオ聞き酒の会」の活性化の為いろいろな提案をしてゆくことを確認して終了しました。
ラジオ聞き酒の会 第7回
内容:東京FM サンデースペシャル・映画「あなたの旅立ち、綴ります」公開記念特別番組
森山良子の『月と砂漠の幻想ラヂオ』(平成30年2月25日19時~19時55分)
出演:森山良子(歌手)、辻しのぶ(女優)、今井広海(TFMアナウンサー)
P:延江浩、構成・選曲:浮田周男、脚本:北坂昌人、演出:黒川美沙子、AD :伊藤慎太郎
日時:5月28日(月曜日)18時30分より21時30分まで
場所:パセラリゾーツ 新宿靖国通り店
参加者:10人
作品補足:シャーリー・マクレーン主演の映画「あなたの旅立ち、綴ります」の公開に合わせ、映画紹介の特別番組。
映画のテーマは、人生の最後に新聞に掲載する自分自身の訃報記事をどう綴るか。ラジオDJの主人公が、ヒット曲しか流れない番組に飽き足らず、自宅のアナログレコ―ドをスタジオに持ち込み、とっておきの選曲とトークでたちまち話題となる。  『月と砂漠の幻想ラヂオ』では、シャーリーをリスペクトする森山良子がラジオDJに扮し、ギターを抱えて砂漠を旅するという設定。道連れは、気弱な雌ライオン・エルザ(辻しのぶ)。1人と1匹は、月夜、果てしない砂漠を旅しながら、人生について、愛について思いを巡らし、語り合う。
 新作映画紹介のラジオ特番だが、単なる紹介ではなく、聴く者をファンタジーの世界に誘い込んでいく。その雰囲気作りが絶妙でユニーク。「自分の死」と向き合うという重い題材ではあるが、森山良子の澄んだ歌声を聴いていたら、いつの間にか自分と向き合っている自分が居た・・・。そんな時間がゆったり流れる不思議な番組だった。聴いた後、映画を鑑賞した。
ラジオ聞き酒の会 第6回
内容:「ベストヒットUSA」 水曜日24時~25時、FM NACK5 出演:小林克也、制作:草野善郎
「ファンキー・フライデー」 金曜日9時~18時、FM NACK5 出演:小林克也、制作:原田隆之ほか
「ミュージック・マシーン・ゴーゴー!」土曜日8時~8時30分、ニッポン放送 出演:小林克也、構成:小林克也、高橋雅人、演出:小林克也、AD:丹羽淳、佐川敦弥、技術:丹羽淳
「1/6の群像」平成29年5月27日(土)夜9時~10時、CBCラジオ 出演:鳥居(歌人)、本田直子(無料塾・塾長)、ナレーション:石井亮次、P:森合康行、D:森理恵子(テラ・プロジェクト)音効:岡田浩志(ティ・プロジェクト)、奥野賢司、橘高良政(サウンドバース)、取材極力:太田哲太郎(テラ・プロジェクト)
※平成29年度第72回文化庁芸術祭ラジオ部門 大賞受賞
 平成29年度日本民間放送連盟賞 教養部門最優秀
日時:2018年2月23日(金)18時30分~21時30分
場所:パセラリゾーツ 新宿靖国通り店
参加者:10人
作品補足:小林さんの番組をダイジェストで聴く。1970年のDJデビュー以来、48年間にわたり第一線を走り続ける“キングオブDJ”小林克也さんは、喜寿を迎えるも、NACK5で毎週金曜日に9時間の生ワイドをたった1人で担当し、他にニッポン放送土曜日、BS朝日の「ベストヒットUSA」等、レギュラー番組を7本持っている。
最新音楽に精通する一方、人生のベテランらしいコメントやユーモアセンスなど、唯一無二のスタイルはパーソナリティーのお手本ともいえる。
「1/6の群像」は、6人に1人が貧困状態という現代の「子供の貧困」を、歌人「鳥居」の短歌を通して、問題提起したドキュメンタリー作品。家庭の事情で、ホームレスまで貧困を経験した鳥居さんの小さな声が、短歌という限られた文字数で表現したことで、更に深く重く心に刺さる。
※時間の都合で一部のみ試聴した、次回に改めて試聴する予定
ラジオ聞き酒の会 第5回
内容:『「ORIENTAL MUSIC SHOW」金曜日26:00~26:30』J-WAVE制作
『「BUTCH COUNTDOWN RADIO(ブチカン)」金曜日13:30~19:00』FM福岡制作
『ミュージック ドキュメント 井上陽水×ロバート キャンベル「言の葉の海に漕ぎ出して」』 東京FM制作
日時:12月6日(水)18時30分から
場所:ビッグエコー西新宿センター店
参加者:8名
作品補足:「ORIENTAL~」は平成29年度日本民間放送連盟賞ラジオエンターテインメント ・最優秀受賞。ナビゲーター:サラーム海上、P:小松祐太、D:廣木卓也、西谷さなえ
「BUTCH~(ブチカン)」の出演は、BUTCH、kaede、謎のアジア人。P:金子智範、D:教授田勇、MIX:西村知巳、AD:首藤昌之、佐々木奈美子
『ミュージック~』は第71回文化庁芸術祭 優秀賞受賞、第54回ギャラクシー賞優秀賞受賞、第13回日本放送文化大賞ラジオ部門グランプリ受賞、出演:井上陽水、ロバート・キャンベル、三上博史(歌詞朗読)、構成:小林浩子、P:延江浩、増山麗央、D:木村尚志、伏見竜也、AD:伊藤慎太郎、
ラジオ聞き酒の会 第4回
内容:『「オールナイトニッポン」火曜日25:00~27:00星野源』ニッポン放送制作 『「KBC長浜横丁 居酒屋清子」月曜日18:30~22:00』九州朝日放送制作
日時: 9月20日(水)18時30分から
場所:ビッグエコー西新宿センター店
参加者:10名
作品補足:『~星野源』は第54回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞。 出演:星野 源、ゲスト:高橋芳朗、構成:寺坂直毅/宮森かわら、D:石井 玄、MIX:大沢和隆、AD:三浦憲高
『~居酒屋清子』は第54回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞を受賞。 出演:清子、ゲスト:杉山39・冨田薫・川上政行、P:佐藤雅昭、D:米嵜竜司、MIX:栗原由起、AD:西口明里
ラジオ聞き酒の会 第3回
内容:『戦後70年特別企画アーサー・ビナード「探しています」』文化放送制作
日時:7月27日18時30分から
場所:六本木「DUKE」
参加者: 出席者8名
作品補足:日本民間放送連盟賞・2016(平成28)年ラジオ報道部門・最優秀を受賞。 戦後70年。アメリカ生まれの詩人、アーサー・ビナードが薄れゆく戦争の記憶を探して,戦争の体験者・47人を訪ね歩く。 (2015年4月~2016年3月、毎週土曜日5:00~5:10、全51回) 出演:アーサー・ビナード、構成:本宮誉泰、演出:鈴木敏夫、MC:鈴木純子
ラジオ聞き酒の会 第2回
内容:『The Times They Are a-Changin’~時代は変わる~』TOKYOFM制作
日時:5月31日18時30分から
場所:六本木「DUKE」
参加者:出席者10名
作品補足:世界中を驚かせたボブ・ディランのノーベル文学賞受賞を受けて、緊急放送した特番。 出演:小室等、ロバート・キャンベル、構成:浮田周男、演出:木村尚志 フォークミュージシャンの小室等と日本文学研究者のロバート・キャンベルによるボブ・ディラン考から、まさに時代は変わる、を実感した。(放送は2016年10月23日・TFM)
ラジオ聞き酒の会 第1回
内容:『あの日、母は少女だった~被爆の記憶をたどる母と息子の対話~』NHK広島放送局制作
日時:3月9日18時30分から
場所:六本木「DUKE」
参加者:出席者9名
作品補足:2016年度文化庁芸術祭・ラジオ部門・大賞を受賞。朗読:樹木希林、本木雅弘ほか、 脚本:高橋知伽江、取材・制作・語り:中山果奈アナウンサー 取材音源に加え、樹木希林と本木雅弘による再現ドラマで構成するというドキュメンタリー番組の新しい試みを評価した。(放送は2016年8月6日・NHKR1)
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